事業所一覧

伊丹工場では、食パン、菓子パンなど毎日、150種類以上の製品が製造されています。そのうち100種類はリニューアルが行われ、毎月、10種類以上の新製品が発売されます。多品種・大量生産、商品のリニューアルにもフレキシブルに対応できる工場です。安全な食品を製造するためにとらなければならない行為のガイドラインであるGMP(適正製造規範)を重視した食品安全管理システム『AIBフードセーフティー監査・指導システム』を製造機器の選定基準や清掃、メンテナンスに活用しており、お客様に満足していただける安心・安全な製品作りに取り組んでいます。

明石工場は、オイシスの中でも歴史のある工場です。生産部門の他、明石営業所、（株） 神戸ロイヤルフーズも配置されており、パン、調理パン、サラダの開発を手掛けています。 また、伊丹工場との相互補完も行っており、「大量生産・多品種少量生産」「単品包装・袋物包装」いずれにもに対応するフレキシブルな生産ラインを有しています。パンとデリカの複合工場。冷凍生地生産ラインを併設した工場として、三角サンド、ランチ、ロール、バーガー、サラダ、加工パン、和菓子など、量販店やコンビニエンスストア向けの調理パンは、鮮度にこだわった生産ライン・設備で製造されており、お客様のプライベートブランドの製造など、多様なニーズに応えています。

高石工場は、レストランなどの外食産業向けの業務用パン、ベーカリーやファーストフード店に向けの業務用冷凍生地の生産をメインに製造しています。量販店向けの菓子パンや食卓パンも製造しており、大型ラインでの大量生産から小型ラインでの小ロット生産まで、あらゆるニーズにお応えできる生産体制を誇っています。食パンやロールパンを大量に生産できる大型ラインに加え、お取引先の仕様に応じた小ロット生産まで、お客様のニーズにお応えする生産ラインを有しています。オイシスの業務用パンは、調理パン工場をはじめ、カフェや ファーストフード店などで使用され、サンドイッチやモーニング用トーストとして、提供されています。

はりま工場は「スタッフがより働きやすい環境づくり」を目指して設計されている工場です。オイシス各工場の中でも規模が大きく、多くの従業員が在籍し、主にコンビニエンスストアで販売されるスイーツや焼菓子、サラダや調理麺などを製造しています。また、新たに大型冷蔵庫を備えることで、大量製造における食品ロスを削減する計画生産を実現しています。そのほか、ニーズにより日々変化するコンビニスイーツの商品ラインナップにフレキシブルに対応するため、手作りでのデザート盛付も行っており、その特徴的な製品や製造過程は、TV番組でも紹介されています。

加古川工場は、麺や米飯を使用した商品の開発・製造を専門としています。1時間に最大4,000食（最大18万食/日）の製造能力を誇り、袋麺に加え冷し中華・割子そば・月見とろろそば・パスタなどのセット麺も手掛けています。工場周辺はかつて造り酒屋が多数存在し、良質な水が豊富です。この水を惜しみなく使用し、風味豊かな麺を製造できることが特長です。生地製法においては、真空ミキサーを用いて粉と水を均一に混ぜ、風味と触感に優れた生地を作ることができます。麺類・米飯に加えて天ぷらなどの揚げ物やお惣菜も開発・製造し、オイシス独自の商品を提供しています。また、長期間美味しさが持続する生地の研究など、フードロス問題の解決にも積極的に取り組んでいます。

神戸工場では、西日本を中心に広い地域のコンビニエンスストアに常時80種類以上の総菜やフレッシュサラダ、スイーツなど様々な製品を製造しています。全槽連続水流洗浄方式を採用した最新鋭の野菜洗浄機と殺菌効果のある微酸性電解水を使い安心・安全な野菜を毎日大量に提供しています。また、サラダ類の製造では、高速で安定したトレー包装が可能で、サニタリ性･耐久性に優れた包装機を用いて衛生的でスピーディーな製造を行っています。そのほか、次世代にも対応した食品工場を目指すべく、工場内での管理におけるペーパーレス化などのDXにもオイシス全工場にさきがけて対応するなど、ハード面・ソフト面ともに新技術の導入に積極的に取り組んでいます。

西宮工場は、コンビニエンスストア向け製品を中心とした大規模調理パン工場です。サンドイッチの生産ラインを4ライン有しており、近畿・中部のコンビニエンスストアやスーパーマーケット向けのサンドイッチを１日９万食まで製造する能力があります。常時50種類以上の商品を製造・出荷、また、月に10種類程の新商品を発売しています。オイシスのデリカ工場としては、もっとも歴史のある工場ですが、パンの切り口を滑らかに仕上げる『丸刃スライサー』や『超音波スライサー』の導入など、最新鋭の技術と機器を積極的に取り入れております。
また、食材管理から製造、出荷、物流までの温度を１０℃ 以下に保つことによって、よりフレッシュな商品の製造ができる体制が整備されています。

南大阪工場は、主にコンビニエンスストア向けの総菜、軽食、カップサラダ、調理パンの生産・供給を行っています。「安心、安全、おいしい感動と満足」をモットーに衛生管理を徹底して行い、毎日30種類以上の調理パンと10種類以上の惣菜・サラダをお客様にお届けしています。衛生面においては、全槽連続水流洗浄方式を採用した最新鋭の野菜洗浄機を使い、低い塩素濃度で殺菌効果のある微酸性電解水を使って野菜を洗浄するなど、安心安全な商品の供給が可能です。また、調理の基本となる『煮る・蒸す・焼く・炒める・揚げる』といった工程が全て可能な設備を整え、調理経験豊かな熟練スタッフが調理・加工を行っており、大量生産だけでなく、少量多品種の生産、そして新たな製品の開発にも対応しています。

滋賀工場は、オイシスで最も新しくできた工場として2013年秋より稼働しております。これまで1工場体制であった麺類事業・スイーツ事業のダブルファクトリー化が整い、安定した生産体制の確立はもちろん、中部エリアや北陸エリアへの供給も可能な工場です。省エネルギー化に対応した設備や建造物というハード面だけでなく、衛生管理、生産管理、組織管理に至るソフト面でも進化のある工場です。そのほか、サスティナブルな運営としても「食品廃棄物」から「堆肥」を生成するバイオ式ごみ処理機を導入するなど、オイシスのこれまでの９工場の経験を活かし、技術とノウハウを集結した最先端の工場となっています。